休日、自宅にいた夫へ「からあげ作っておいて」と頼んだ妻。帰宅すると、食卓には醤油味と塩味の“2種類”のからあげが並んでいました--そんな夫の心遣いを伝える投稿がThreadsで話題となり、「うらやましい」「素敵すぎる」と称賛の声が相次いでいます。
投稿主は二人のお子さんの母である、sayaさん(@saya_kaeao)。「私にはできません。さすがっす」とコメントを添えて、飲食店のような出来映えのからあげ写真を投稿したところ、「よく出来た旦那さん」「そんな旦那様ほしいです」「この夫さんはレンタルされていますか?」などユニークなコメントが寄せられました。
この日、sayaさんの夫は人間ドックのため午後は休みで自宅にいたのだそう。
「人間ドックは午前中に終わるとのことで、せっかくの休みをゆっくり過ごしてもらおうと、夕食は私が作る予定でいました。仕事から帰ったら取り掛かろうと、あらかじめ鶏肉を解凍しておいたんです」
そんな中、夫から「今日の夕ご飯何にしようとしてた?作っておくよ」とLINEが届き、お言葉に甘えて「からあげ作って」とお願いしたといいます。
その後、sayaさんが帰宅してみると、食卓にはご家庭で定番となっている醬油ベースのからあげと、塩ベースのからあげの“2種類”が並んでいたのだとか。「作ってとお願いはしたものの、まさか2種類も用意してくれているとは思わず、『できる男だねぇ』と褒めたら夫は嬉しそうでした」と当時を振り返ります。
そんな夫について、「よく料理をしている」と語るsayaさん。
「私が食事を作れないときはもちろん、テレビなどで見て“美味しそう”と思った料理や、外食先で美味しかった料理を自宅で再現すべくチャレンジすることもあります。夫は3歳のときに母親を病気で亡くしているので、高校生の頃から食べたいものを自分で作っていたそう。学生時代、当時交際していた恋人にお弁当を作ったことがあるというエピソードも聞いたことがあります」
夫がお手製のからあげを振る舞ってくれた数日後、sayaさんはお礼の気持ちを込めてお刺身を夕飯で出そうと考えていたそう。しかしスーパーマーケットへお刺身を買いに出かけている間に、夫がおかずを3品こしらえていたと話します。
「食卓がより豪華になっていてびっくりしました。お刺身だけで十分と思っていたのに、テーブルには小鉢やおかずがずらっと並んでいて。お料理が本当に好きなんだと思います」
「夫は、とにかく時間と食材を無駄にしたくない人。私が買い物に時間がかかっていたこともあり、お刺身が揃えばすぐ夕食をスタートできる状況を整えてくれていたようです。とはいえ、夫から『遅い』と文句を言われることもなく、いつもありがたいなと思っています」
そんな夫の“絶品料理”としてsayaさんが挙げたのは、ラーメン。「手作りチャーシューが本当に美味しくて、ラーメン屋さんのような仕上がりなんです」と笑顔を見せます。
普段の家事分担は、「できる方ができる時に」が浸透しているそう。
「朝早く出勤するのは夫なので、朝の家事はすべて私が担当しています。夜は私が料理をしている間に夫が洗い物をしてくれたり、休みの日には3食作ってくれたりすることもあります。洗剤の詰め替えのような、いわゆる“名もなき家事”も指示せずともやってくれて、むしろ夫の方が家事の割合が多い印象です」
sayaさんに食卓を囲むうえで夫婦が大切にしていることを尋ねると、「家族揃って、出来たての料理を食べられることを目標にしている」と明かします。
「誰かが料理をしている間に、他の人が入浴やテーブルセッティングをしておくんです。おかげで食事のあとは、かなりゆっくりとした時間を過ごせます」

























