純粋さゆえ子どもは大人が想像もしないような行動をとることがあります。命が尽きた動物を前に衝撃の行動をした作者・ゆうさんの過去を描いた漫画『5歳でサイコパス発動させてた我々の話』がSNSで話題を集めています。
作者と双子の妹が5歳の頃、幼稚園で飼っていた1羽のニワトリが天に召されました。2人はこのニワトリをとても可愛がっていたため、大きな悲しみに包まれます。その後、園児たち全員でニワトリにお別れをし、幼稚園裏の土に丁寧に埋葬しました。
そのとき、幼かった2人は先生に「しんじゃったら、にわとり、どうなるの?」と問いかけます。先生は子どもたちの気持ちを汲み取りながら、「天国に行くんだよ。みんながありがとうって気持ちでお墓を作ってくれたから、きっと天国に飛んでいったよ」と優しく説明しました。
2人は「そうなんだ…」と静かに耳を傾けていましたが、その後の帰りの会の時間に事件を引き起こします。先生は帰りの会に作者姉妹が居ないことに気付きます。大急ぎで園内を探し回ったところ、裏庭で土まみれになってスコップを握る2人の姿を発見しました。
「なに…してるの…?」と恐る恐る声をかけると、2人は無邪気な笑顔で「せんせい、にわとり、てんごくにとんでいったっていってたから…ちゃんとついたかなぁって、たしかめてた!」と答えます。そして埋められていたニワトリを見ると2人は「まだだったみたい」と話すのでした。
お迎えに来た母親にこの出来事を伝える際、先生は「あの…とても動物思いの優しい子達だなって…」とショックを隠しきれない表情で語ったそうです。母親も話を聞くなり青ざめ、「すみません」と謝るしかありませんでした。
同作には「今思えばサイコパスだけど、子供って無邪気ですもんね」や「無垢なる無知のサイコパス。そういうとこ好き!」、「爆笑しました…」などの声があがっています。そこで同作について、作者のゆうさんに話を聞きました。
■「わたしもやってました!」という声にホッとしました笑
-同作のエピソードを母親から聞いた時は?
以前から、我々の面白い幼少期エピソードをたくさん母から聞いてきたので、この時も「やっぱり2人して変な子供だったんだなあ…」と笑ってしまいました。
-同作のコメント欄で印象に残ったコメントがあれば。
思いの外「わたしもやってました!」という共感の声をいただけて、とてもホッとしました(笑)。特に、「飼っていたペットにどうしてもまた会いたくなって、もう一度掘り起こしました」というコメントもいただけて、記憶はないのですが、我々もそんな純粋で可愛らしい動機で掘り起こしてたならいいな…としみじみ思いました。
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(海川 まこと/漫画収集家)
























