自分の好きなものに囲まれる生活は、かけがえのない日々になることでしょう。ななみむぎさんの作品『好きな服を好きなように着る』では、初めての1人暮らしをはじめた少女の様子が描かれています。同作はX(旧Twitter)に投稿されると、約7100のいいねが寄せられました。
イギリス・ロンドンに住んでいたリラは、フランスで1人暮らしをはじめて早1カ月。母はリラがホームシックになっているのではと思っていましたが、そんな心配をよそに、1人暮らしを満喫していました。
現在リラが住んでいる家は、大好きな祖母と過ごした家です。しかし祖母が亡くなり、親たちは家を手放すことを考えていました。そこでリラはフランスの大学へと進学して、この家を引き継ぐことにしたのです。
この家には、祖母が遺したおしゃれなアイテムたちがところ狭しと保管されています。リラは、明日着用する服を探すべく日課のクローゼット散策を行っていると、柄も形も素敵なワンピースが見つかりました。ほかにも、ワンピースに合わせた羽織りやバック、バレエシューズなどを見つけます。
ワンピースと同じ柄の布ベルトは、ポニーテールに付けるヘアアクセサリーへとアレンジしました。気付けば時計は0時をまわり、リラは慌てて就寝します。何を着ても文句を言われず、何時に寝ても良い1人暮らしは、リラにとって最高に楽しい毎日のようでした。
読者からは、「こっちまで楽しい気分になれた!」「この生活の続きが気になる」などの声が挙がっています。そこで、作者のななみむぎさんに話を聞きました。
■ワンピースの柄『ライラック』は、フランス語で『リラ』
-作品を描いたきっかけについて教えてください
元を辿ると1年近く前に1枚のイラストを描いたのがきっかけになります。そこからお洋服や猫など、自分の好きなものを描きたい!を捏ねていった結果、今回のお話になりました。
-リラや祖母の遺した素敵なものたちを描くにあたって、意識したことはありますか?
祖母の遺したアイテムたちはリラにとっての宝物なので、宝石じゃなくてもキラキラして見えるように…!と思いながら描きました!
-作中とくに見てほしいコマや、お気に入りの台詞などがあれば教えてください。
リラがワクワク楽しそうなコマや猫とのやりとりのコマはどれもお気に入りです。ワンピースの花柄はライラックの花で、フランス語で『リラ』というところも、私の中のさりげないこだわりポイントでした!
(海川 まこと/漫画収集家)
























