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震災の年に生まれた児童らが佐渡裕さんと一緒に指揮棒を振った=21日午後、兵庫県立芸術文化センター(撮影・大山伸一郎)
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震災の年に生まれた児童らが佐渡裕さんと一緒に指揮棒を振った=21日午後、兵庫県立芸術文化センター(撮影・大山伸一郎)

 二十二日にオープンする兵庫県立芸術文化センター(西宮市高松町)で二十一日、開館を記念したお披露目会が開かれた。関係者約二千人を前に、同センター管弦楽団が演奏を披露した。

 阪神・淡路大震災からの文化復興のシンボルとして二〇〇二年に着工。芸術創造の拠点として期待されている。大、中、小の三ホールを備え、音楽や演劇、舞踊などの公演を企画。劇作家の山崎正和さんを芸術顧問に、世界的指揮者の佐渡裕さんを芸術監督に迎えた。

 お披露目会には高円宮妃久子さまも出席。同センター館長の井戸敏三兵庫県知事は「震災で芸術の力の素晴らしさを感じた。拠点としての役割を果たしたい」と述べた。

 続いて、震災の年に生まれた県内の児童五人の指揮で、同センター管弦楽団が「イッツ・ア・スモール・ワールド」を演奏。佐渡氏と同楽団によるベートーベンの「交響曲第九番」の力強い演奏で締めくくった。

 二十二日午後二時からオープニングコンサートが開かれる。

2005/10/22
 

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