記事特集
阪神・淡路大震災後、雇用の確保や公的支援を訴える活動を続けてきた「被災労働者ユニオン」(神戸市中央区雲井通)と「神戸ワーカーズユニオン」(同)が、震災から十年間の歩みをまとめた冊子「夢のかけら つなげ」を発行した。(磯辺康子)
被災労働者ユニオンは一九九五年二月、震災で仕事を失った人らが結成。職種や雇用形態に関係なく一人でも加入できる地域型の労働組合「神戸ワーカーズユニオン」などが母体で、被災者の雇用相談にもあたってきた。
冊子は、震災を理由に解雇されたパート労働者や支援者の声を盛り込みながら、災害後に起きる深刻な失業問題を指摘。震災の翌年から毎年続く「被災地メーデー」、仮設住宅や復興住宅で実施したアンケート調査など、十年間の活動を報告している。
A4判、五十八ページ。三百円。神戸ワーカーズユニオンTEL078・232・1838
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