オペラシアターこんにゃく座(川崎市)による日本語オペラ「さよなら、ドン・キホーテ!」が7月13日、明石市立西部市民会館ホール(魚住町中尾)で上演される。1940年代のフランスを舞台に、さまざまな境遇で生きる人々と2頭の馬の物語。
明石文化国際創生財団主催。1971年創立の同座は、新しい日本のオペラの創造と普及を掲げ、日本語でのオペラに取り組む。
「さよなら-」は、同座創立50周年を記念し、姫路市出身の脚本家、鄭義信(チョンウィシン)さんが台本と演出、作曲家の萩京子さんが曲をそれぞれ手がけた作品。第2次世界大戦中のフランスの田舎で、戦争、家族、LGBTQ(性的少数者)や差別など、現代にも通じるさまざまなテーマを盛り込んだ群像劇。
公演後、客席で解説を聞きながら舞台セットの解体作業「バラシ」を見学できる催しもある(先着30人、同財団ホームページの専用フォームから申し込む)。
午後2時開演。前売りチケットは一般2500円、高校生以下500円。当日はいずれも500円増し。西部市民会館、市立市民会館、チケットぴあで販売している。同財団TEL078・918・5085