お披露目された「照見観世音菩薩」を眺める神足豊光住職(左)ら=明石市二見町東二見
お披露目された「照見観世音菩薩」を眺める神足豊光住職(左)ら=明石市二見町東二見

 コロナ禍からの復興の象徴となることを願って彫られた仏像「照見(しょうけん)観世音菩薩」が完成し、27日に明石市二見町東二見の観音寺で開眼法要が営まれた。運慶、快慶の流れをくむ仏師、松本明慶さんが約1年半かけて彫った。神足(こうたり)豊光住職(51)は「目標を持つ力を与えてくれる仏様として、多くの人の心のよりどころになれば」と話している。(森 信弘)