【ニューヨーク共同】ケネディ元米大統領の孫娘、タチアナ・シュロスバーグさん(35)がニューヨーカー誌への寄稿で、末期がんと診断され、余命1年程度と告知されたと明かした。シュロスバーグさんはキャロライン・ケネディ元駐日大使の次女。米メディアは「ケネディ家を襲った新たな悲劇」と報じた。
シュロスバーグさんは環境ジャーナリスト。昨年5月、ニューヨークの病院で娘を出産した際、血液検査で白血球が極めて少ないことから検査を受け、特異な遺伝子変異を伴う急性骨髄性白血病と分かった。健康だったため「最初に思ったのは、私にも、家族にもこんなことが起こるはずはないということ」だったという。
化学療法と骨髄移植を繰り返し、壮絶な闘病生活を送った。最近の免疫療法の臨床試験後、主治医から「1年は生きられるようにできるかもしれない」と告げられた。
気がかりなのは、医師である夫との間に生まれた3歳の息子、1歳の娘のこと。「子どもたちと“今”を生きようと努めているが、思ったより難しい」と明かした。
























