エイトに滞在し、作品を制作した5人と、滞在を支援したあまづつみまなみさん(左から2番目)=淡路市江井
エイトに滞在し、作品を制作した5人と、滞在を支援したあまづつみまなみさん(左から2番目)=淡路市江井

 芸術家が一つの地域に滞在し、創作に取り組む「アーティスト・イン・レジデンス」が、淡路市江井の複合施設「ei-to(エイト)」で根付きつつある。現在は、フランス、スウェーデンの若手芸術家5人が1カ月滞在し、作った藍染めの服やオブジェなどを展示。企画した南あわじ市出身の藍染師あまづつみまなみさん(55)は「アートに興味がある若者が集まる場として広がれば」と思いを込める。(荻野俊太郎)

■創作オブジェなど10点展示

 同施設は、2017年に閉校した江井小学校跡を活用し、環境に優しいファッションの発信拠点として24年1月にオープンした。藍染め製品を作る工房や、ギャラリー、ショップなどを備える。