アニメ体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」(兵庫県淡路市楠本)の宿泊施設「グランシャリオ北斗七星135°」に、人気ゲーム「モンスターハンター(モンハン)」とコラボした客室が登場した。実際にゲームを楽しめたり、ゲームに出てくる道具があしらわれていたりする部屋で、リアルな世界観を体感できる。(荻野俊太郎)
■登場キャラや武器を展示
ニジゲンノモリは、総合人材サービスのパソナグループ(東京)が2017年7月、県立淡路島公園内に開園。18年5月にはグランシャリオをオープンし、24年7月、モンハンをテーマにしたアトラクションを開設した。
同作品は、巨大なモンスターを武器を使って倒し、クエストと呼ばれる課題をクリアしていくゲーム。海外でも高い人気を誇る。
今回は、宿泊棟の「コクーン」23棟のうち2棟を改装した。今後、新棟も完成し、全棟の半数以上がコラボルームになる予定。
1棟は、4人まで宿泊できる広さ約70平方メートルの「集会所のコクーン」。「ハンター」と呼ばれるプレーヤーが集まりクエストに挑む-というコンセプトで設計した。
リビングの中央には、家庭用ゲーム機「プレイステーション5プロ」とモニターを各4台備えたゲームエリアを設けた。モンスターをあしらったゲーミングチェアなどもあり、同パークのアトラクションと合わせて朝から晩までゲームの世界に没入できる。
もう1棟の「マイハウスのコクーン」は最大2人が泊まることができ、広さ約50平方メートル。ゲームに登場するキャラクターや武器、アイテムが至る所に置かれ、作品の世界に浸ることができる。
2棟とも、宿泊すればニジゲンノモリのアトラクションチケットや、モンハンのアイテムを模したノベルティがもらえる。
1泊4万5925円から(朝・夕食付き)。予約は公式ホームページから。グランシャリオ北斗七星135°TEL0799・64・7090