発見当時の松帆銅鐸。大きい銅鐸に小さい銅鐸をはめ込んだ「入れ子状態」で、棒状の「舌」とセットで埋められていた(2015年5月19日)
発見当時の松帆銅鐸。大きい銅鐸に小さい銅鐸をはめ込んだ「入れ子状態」で、棒状の「舌」とセットで埋められていた(2015年5月19日)

 文化審議会が26日、国重要文化財への指定を答申した弥生時代の青銅祭器「松帆銅鐸(どうたく)」。銅鐸の使用実態や埋納年代を解明する手がかりを秘め、「数十年に一度の発見」とされる。南あわじ市は今後、展示や講演会などを催し、「銅鐸のまち」としてアピールに力を入れる。

■地元の「宝」、催しや展示で発信

 松帆銅鐸は2015年4月、松帆地区の田んぼから採取した砂を工場で処理中に7個も見つかった。大きい銅鐸に小さい銅鐸をはめ込んだ「入れ子」状態で、内部から音を鳴らす「舌(ぜつ)」(振り子)が出てきた。