兵庫県警姫路署=姫路市市之郷
兵庫県警姫路署=姫路市市之郷

 架空の不動産取引を持ちかけて100万円をだまし取ったとして、兵庫県警姫路署は18日、詐欺の疑いで、同県播磨町の土木作業員の男(28)を逮捕した。調べに対し、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は昨年8月13日、姫路市に住む男性会社員(39)に「私のおじの土地を買わないか。100万円出資してくれれば、2カ月後には150万にして返す」と架空の不動産取引を持ちかけ、100万円を銀行口座に振り込ませた疑い。

 男が勤めていた不動産会社を解雇になったと知り、不審に思った男性が問い詰めると架空取引であることを認めたため、姫路署に被害届を出していたという。