6日夜、兵庫県淡路市のコンビニ店員から「女性が詐欺被害に遭った可能性がある」と110番があった。同市の女性(54)が電子マネーカード5万円分をだまし取られており、県警淡路署は特殊詐欺事件として調べる。
同署によると、女性がパソコンで調べものをしていたところ、画面上に「ウイルスに感染しました」と警告文が出た。画面に表示された電話番号にかけると、男に「ウイルスを取り除くには、電子マネーカードが必要」と告げられた。
女性は指示通り同市内のコンビニで電子マネーカード5万円分を購入。同じ番号に電話してカード番号を男に伝えると、さらにカードを追加購入するよう求められたという。
女性が短時間に再びカードを購入しようとしたのを不審に思ったコンビニの店員が目的を尋ね、被害が発覚したという。