治療を装って女性患者にわいせつな行為をしたとして、兵庫県警東灘署は9日、準強制わいせつの疑いで同県三木市に住む無職の男(56)を逮捕した。調べに「わいせつな行為はしていない。していたと言うのであれば手があたっただけ」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は1月23日午前11時5分ごろから同25分ごろまでの間、柔道整復師として勤務していた神戸市東灘区の整骨院で、女性(36)に対して治療のために必要な施術と誤信させて陰部を数回さわるなどのわいせつな行為をした疑い。
同署によると、女性が腰痛治療のために整骨院を訪れたところ、あおむけの状態でズボンの上から陰部を数回触られたという。違和感を抱いた女性が2日後に県警に相談し、発覚した。