訪問介護を行ったように装い、介護報酬を不正受給したとして、兵庫県警尼崎南署は12日、詐欺の疑いで、尼崎市で介護事業所を経営する女(47)=芦屋市=と夫で別の介護事業所経営の男(37)=同=を逮捕した。調べに2人とも容疑を否認しているという。
2人の逮捕容疑は、共謀して2020年2~8月、尼崎市内の70代女性に訪問介護サービスを提供したと偽り、同市から7回にわたって介護給付金など計約250万円をだまし取った疑い。
同署によると、サービスを提供したとしていた時期、女性は西宮市内の介護施設に入所していたといい、容疑が浮上した。