人気ブランド「イブ・サンローラン」や「グッチ」「エルメス」など19社の偽ブランド品を中国から不正に輸入しようとしたとして、神戸税関は15日、関税法違反容疑で、神戸市兵庫区に住む会社経営の女(28)、夫の男(27)=いずれもベトナム国籍=を神戸地検に告発した。税関の調べに容疑を認めている。
告発容疑は昨年10月19日~11月24日、人気ブランド社製などと偽ったネックレスや衣類など計887点を中国から19回に分けて輸入しようとした疑い。
神戸税関によると、2人は販売目的とみられ、大阪税関の輸入検査で摘発されたという。2人はフェイスブックのライブ配信機能で客を募って偽ブランド品を販売したとして、県警生活経済課と兵庫署などに、商標法違反の疑いで、昨年11月に逮捕されていた。