■飾磨署、消防署から表彰
白浜小学校(姫路市白浜町)の児童が、川に落ちた同級生らを救助し、現場を所管する飾磨署と同市消防局飾磨消防署から同時に表彰を受けた。危険な状況で機転を利かせ、傘を使用したり、大人に助けを求めたりするなど、冷静で勇気ある行動が光った。(船田翔太)
表彰されたのは、いずれも同校に通う3年生の清瀬來夢(らいむ)さん(9)、本城渚さん(8)と、5年生の男子・女子児童。飾磨署などによると、4人の救助事案があったのは、昨年12月24日の午後3時40分ごろだった。
同町宇佐崎中1を流れる八家川で「助けて」と叫ぶ子どもの声を、近くに住む5年生2人が聞いて川べりに駆け寄った。すると、川に転落してコンクリート護岸につかまる別の同校生2人を発見した。
護岸は高さ50センチで、5年生2人が手を伸ばしても届かないと分かると、自宅に戻って傘を持ち出し、川で水浸しになった児童に差し出して引き上げようとした。
しかし、5年生2人では力が足りず、近くで遊んでいた清瀬さんと本城さんを呼び寄せた。4人は協力して、まず1人を助け出した。もう1人は大柄で、4人の力でも救助できないと判断し、近くを通りかかった大人たちに事情を説明して協力を求め、午後4時ごろに引き上げることができた。
同署などによると、八家川は前日の雨で水深が約2メートルに達し、流れも急だった。当時は寒波も襲い、長時間水に漬かっていれば、低体温症やショックで体が動かなくなる危険性もあったという。
本城さんは、最初に発見した5年生2人に呼ばれた際、気付いたら川に向かって駆け出していたという。助けたうちの1人は同級生だった。「とにかく必死だった。大切な友達を助けられて本当に良かった」と振り返った。
箭吹(やぶき)英信校長(56)は「最善の行動をとっさにとれて、素晴らしい勇気と判断力だった」と4人をたたえた。























