神戸新聞NEXT
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 神戸新交通は6日、六甲ライナー南魚崎駅(神戸市東灘区)でホームドアが開かない操作ミスがあったと発表した。乗っていた客1人が降車できなかったという。

 同社によると、操作ミスは同日午前10時50分ごろ、マリンパーク行きの列車で発生。操縦員はドアを開くためスイッチを上げる動作をしたが、操作が甘く開かなかったという。開いている間は消灯するランプの確認も怠り、閉まっていることに気付かなかった。

 通常、六甲ライナーは自動運転で運行するが、手動運転の技術を維持するための定期訓練を行っていた。同社は「操作手順を再度徹底し、再発防止に努めたい」としている。