29日午後10時半過ぎ、兵庫県姫路市飾東町小原新で、近くを車で通りがかった男性(33)が「家が燃えている」と119番した。木造2階建ての民家が全焼し、火は約5時間半後に消し止められた。
県警姫路署によると、この家に1人で住む男性(67)が顔にやけどを負ったが、命に別条はないという。男性は1階で寝ていた際、パチパチという音と熱に気付き、自力で逃げ出した。
近くに住む女性は「サイレンを聞き、外に出ると屋根が焼け落ちていた。(男性が)無事で良かった」と話した。
現場は、JR播但線仁豊野駅の東約6キロの住宅と田畑が混在する地域。