快速電車と衝突する乗用車=2025年11月20日、加古川市平岡町新在家(ドライブレコーダーの映像から)
快速電車と衝突する乗用車=2025年11月20日、加古川市平岡町新在家(ドライブレコーダーの映像から)

 兵庫県加古川市平岡町新在家のJR神戸線の踏切で昨年11月、快速電車と乗用車が衝突した事故で、加古川署は14日、電車の運行に危険を生じさせたとして、過失往来危険容疑で、乗用車を運転していた同市内の男(75)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 送検容疑は昨年11月20日午後2時50分ごろ、JR神戸線東加古川-加古川間の遮断機が降りた踏切内に車を進入させ、下り快速電車に衝突した疑い。調べに「覚えていません」と容疑を否認している。

 男の車の後ろで踏切を待っていた別の車のドライブレコーダーに衝突直前、男の車のブレーキランプが点灯している状況が記録されており、男がブレーキを踏んだが、間に合わなかったとみられる。

 事故で車は踏切から西に40メートルはじき出されて線路横で停止。運転していた男は胸部と骨盤の骨折などの重傷を負った。

 JR西日本によると、上下線計61本が運休するなど約2万6千人に影響した。同署は起訴か不起訴の判断を、検察に一任する趣旨の「相当処分」の意見を付けた。