カメラマンに促され「こんな感じでいいか?」とポーズを取る麿赤兒さん=神戸市中央区東町、神戸市立中央区文化センター(撮影・斎藤雅志)
カメラマンに促され「こんな感じでいいか?」とポーズを取る麿赤兒さん=神戸市中央区東町、神戸市立中央区文化センター(撮影・斎藤雅志)

 日本の舞踏を草創期から引っ張ってきたカンパニー「大駱駝艦(だいらくだかん)」が7月13日、神戸文化ホールで「大駱駝艦 天賦典式『クレイジーキャメル』」を上演する。ビバルディの「四季」にのせて少年少女の恋愛を描く。少女にふんする主宰の麿赤兒(まろあかじ)さんは81歳。盟友が次々亡くなり、老いを実感しつつも「今の自分なりに少女の多面性を見せたい」と血気盛んだ。(片岡達美)