「太鼓は体力勝負。走り込みや筋トレ、食事管理は欠かせない」と話す木村優一=神戸新聞社
「太鼓は体力勝負。走り込みや筋トレ、食事管理は欠かせない」と話す木村優一=神戸新聞社

 神戸を拠点に活動する太鼓奏者、木村優一(48)が演奏活動30周年を迎えた。ジャズやラテンを組み合わせた多国籍の音楽を得意とし、海外でツアー公演もする国際派だが、25日に大阪でする記念公演では「原点回帰」を掲げ、和楽器としての太鼓の魅力に焦点を当てる。原点とは1995年に起きた阪神・淡路大震災での経験だという。