囲碁・関西棋院の重鎮、東野弘昭（とうのひろあき）九段＝大阪府吹田市＝が１６日、８５歳で亡くなった。正確な読みと計算力に裏打ちされた渋い棋風でタイトル獲得７回。神戸新聞で１９７６年から最善手を選ぶ問題「つぎの一手」を隔週で出題した。ポーカーフェースでシャイ。一本気で、あまのじゃく。そして、心の奥底から温かかった。（小林伸哉）
＜追悼 囲碁・東野弘昭九段＞タイトル7回、50代超え激戦舞台 唯一の弟子が語るスランプ脱出の助け舟
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