「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家の画業を紹介する特別展「水木しげる 魂の漫画展」(神戸新聞社など主催)が12日、神戸市東灘区向洋町中2の神戸ファッション美術館で開幕する。少年時代に描いた風景画や代表作の原画など約350点が並び、内覧会が11日に開かれた。
水木さんは1922年生まれ。鳥取県に育ち、21歳で太平洋戦争に召集された。激戦地ラバウルで左腕を失うが、帰還後に神戸市兵庫区水木通でアパートを経営し、紙芝居作家として画業のスタートを切った。
57年に上京した後、68年「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメ化で名声を確立。自身の戦争体験も作品にし、戦争の狂気や過酷な現実を伝えた。2015年に93歳で亡くなった。
内覧会には、長女の原口尚子さんも駆けつけた。「肉筆の背景画には、かつて住居を構えた甲子園口を描いている」とエピソードも披露。愛用の画材を大丸神戸店で購入していたことも明かし、「父は神戸が大好きだった」と語った。
11月29日まで。午前10時~午後6時。一般1400円など。月曜休館(9月21日、10月12日、11月23日は開館し、9月24日、10月13日、11月24日は休館)。同館TEL078・858・0050(津田和納)























