丹波篠山市の酒井隆明市長(71)は10日、任期満了に伴う来年2月の市長選に立候補せず、5期目の今期限りで退任する意向を表明した。
市役所で会見した酒井市長は「5期20年で良い区切り。若い世代の定着といった課題の解決には若い世代にかじ取りを担ってもらうのがよいと考えた」と決断の理由を説明。「市民の皆さんに支えていただき、いろいろな施策も一生懸命できた」と感謝を述べた。
同市出身で、弁護士から県議に転身し、2007年の市長選で初当選した。「平成の大合併」で誕生した篠山市(当時)は合併特例債を用いた大型施設整備などで借金が膨らみ、厳しい財政状況下にあったが、「篠山再生計画」を策定して財政再建に尽力した。19年には、住民投票を経て市名を「篠山」から「丹波篠山」に変更した。
会見で、後継候補として、同市で一般社団法人理事で農業の吉良佳晃氏(42)を指名した。(堀井正純)























