一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」が31日夕、神戸や尼崎、西宮市などの「神戸市域」で始まった。先行する東京23区や名古屋、京都市周辺などに続く実施となる。

 運行するのは、タクシー会社「東京・日本交通」(神戸市東灘区)。同日午後5時ごろから順次、表示灯をフロントガラスに装着した車両10台が稼働した。鉄道沿線を中心に走り、早速、配車アプリを使って利用する乗客もいた。

 同社は前日、伊丹市のタクシー会社「アドバンス」(伊丹市)と、国土交通省近畿運輸局の事業許可を受けた。運行できる時間帯は、金、土曜の午後5時台~翌午前5時台と水、金曜の午前0~3時台となる。

 東京・日本交通は、一般ドライバー13人を雇用。選考中や入社予定の人が約30人いるという。同社などを統括する「日本交通グループ関西」の金田隆司代表(56)は「タクシーの供給不足を補えるよう、最大限稼働させたい」と話した。(大島光貴)