今月27日公示、2月8日投開票の日程で実施される衆院選で、兵庫2区(神戸市兵庫、北、長田区、西宮市の一部)からの立候補に意欲を示していた自民党の兵庫県議の奥谷謙一氏(40)が22日、党本部の公認を得られなかったことを受け、立候補しないと明らかにした。
奥谷氏はコメントを発表し、「熟慮の末、私は無所属での立候補は行わないという判断に至りました」とした。奥谷氏はまた、同じく自民に所属し、兵庫2区から立候補する意向を示した神戸市議の坊恭寿氏(58)への候補者の一本化が必要とし、「自民党が結束することが何より重要だと考えた」と不出馬の理由を記した。
奥谷氏の父は、自民党の元衆院議員の故・奥谷通氏。2015年の県議選で初当選し、現在3期目で県議会自民会派の副幹事長を担う。兵庫県の告発文書問題で、斎藤元彦知事のパワハラなどに関する疑惑を調べた県議会調査特別委員会(百条委員会)では、委員長を務めた。
自民が兵庫2区に公認候補を擁立したのは、1996年に敗れた奥谷通氏が最後で、2000年以降は連立与党を組むなどしてきた公明党の赤羽一嘉氏の支援に回ってきた。公明が昨年10月に連立政権を離脱したことを機に、今月に入り、奥谷氏と坊氏が衆院選での公認を兵庫県連に申請。県連は2人とも党本部に申請したが、党本部で22日に2人の公認が見送られ、今回は公認候補を立てないことが決まった。(門田晋一)























