兵庫県姫路市内のマンション駐車場で住人の男性会社員(33)が刺殺された事件で、兵庫県警姫路署捜査本部は21日、男性の死因が出血性ショックだったと明らかにした。男性は腰付近の背中を鋭利な刃物で刺され、大動脈を損傷していた。刺されてから短時間で心肺停止に陥ったとみられる。
事件は20日午前8時ごろ、マンションの地下駐車場で発生。男性は数分前に4階の自宅を出て、地下駐車場で車に乗ろうとしたときに背後から襲われたとみられる。捜査本部は出勤時を狙われた可能性があるとみている。
捜査本部によると、遺体の傷は背中の1カ所だけで、刃物による襲撃から身を守ろうと抵抗した際につく「防御創」や、相手ともみ合ったような痕跡は確認されなかった。
凶器の刃物は現場に残されておらず、捜査本部は男性を襲った人物が刃物を持ったまま逃走したとみている。また捜査関係者によると、男性は意識を失う直前、近くにいた人に「走って逃げた」と話したという。刺した相手について述べた可能性がある。
男性が普段乗っていた軽乗用車は運転席のドアが開いたままで、エンジンはかかっていなかった。運転席のシートに血痕があり、地下駐車場から地上に続くスロープにも点々と血が落ちていた。財布や携帯電話は見つかっている。























