農林水産業を通じた兵庫県内での持続可能な地域づくりを考える「ひょうご農林水産SDGs(持続可能な開発目標)シンポジウム」が神戸市内であった。専門家やSDGsの達成に意欲的な県内の1次産業事業者らが登壇。兵庫県が2年前から開き3回目で、農業や食品、流通関係者ら約100人が参加した。
身近な資源を生かした地域活性化を研究する日本大生物資源科学部の小谷幸司教授が基調講演。SDGsの推進やブランドづくりに関し「今の若者はSNS(交流サイト)での情報拡散力、市場への影響力が高く、マーケットの起点になっている」と世代間連携やSNSの重要性を指摘した。