三菱電機先端技術総合研究所(尼崎市)と東京科学大(東京)は、60度を下回る低い温度の熱を蓄えられる高性能の蓄熱材を開発した。主成分が水のために安全、安価で、低温用では世界最高の蓄熱密度(体積当たりの蓄えられる熱量)を実現した。脱炭素化に向けて工場や自動車などの排熱活用が進む中、蓄熱しづらかった低温度帯の利用拡大を狙う。
■主成分は水、安全で安価
三菱電機先端技術総合研究所(尼崎市)と東京科学大(東京)は、60度を下回る低い温度の熱を蓄えられる高性能の蓄熱材を開発した。主成分が水のために安全、安価で、低温用では世界最高の蓄熱密度(体積当たりの蓄えられる熱量)を実現した。脱炭素化に向けて工場や自動車などの排熱活用が進む中、蓄熱しづらかった低温度帯の利用拡大を狙う。
■主成分は水、安全で安価