水素ステーションからRTGに水素を充塡するスタッフ=神戸市中央区港島9
水素ステーションからRTGに水素を充塡するスタッフ=神戸市中央区港島9

 国土交通省近畿地方整備局は、港湾の脱炭素化に向け、荷役機械の燃料を水素に転換する実証を神戸港で始めた。「タイヤ式門型クレーン」(RTG)と呼ばれる荷役機械の動力を、ディーゼルエンジン発動機から水素エンジン発動機に切り替える。同局によると、RTGを水素エンジンで稼働させるのは世界初という。同局は24日、実証の様子を報道陣に公開した。(西井由比子)

 実証は、神戸港を運営する阪神国際港湾(神戸市中央区)が同局から受託した。神戸・ポートアイランド2期のコンテナターミナルで、産業ガス大手の岩谷産業(大阪市)やターミナル運営の商船三井(東京)、同社子会社の商船港運(神戸市中央区)などと連携して取り組む。