阪神・淡路大震災で被災した中小製造業者でつくる協同組合「産団協」(神戸市西区)が、31日に解散する。被災後も神戸でものづくりを続けるため、公的な無利子融資「中小企業高度化資金」を借り入れて、市内の工業団地に集団移転した。度重なる不況や経営者の世代交代を乗り越え、借入金を6年遅れで完済。設立から30年の節目に役割を終える。
阪神・淡路大震災で被災した中小製造業者でつくる協同組合「産団協」(神戸市西区)が、31日に解散する。被災後も神戸でものづくりを続けるため、公的な無利子融資「中小企業高度化資金」を借り入れて、市内の工業団地に集団移転した。度重なる不況や経営者の世代交代を乗り越え、借入金を6年遅れで完済。設立から30年の節目に役割を終える。