1995年2月に本社を大阪から神戸に移す計画で、準備をしていたフェリシモの矢崎和彦社長(70)。移転が間近に迫った1月17日、神戸の街が大きな地震に見舞われる。
明け方だったので、西宮の家でまだ寝ていました。あまりにもすごい衝撃で、近くに飛行機が墜落したとしか思えなかった。それも小さいものではなく、大きなジャンボジェット機が墜落してきたんじゃないかと。家の周りはまだ停電していなかったので、すぐテレビをつけて、地震だとわかった。1階の寝室から2階のリビングに上がると、花瓶やお皿が散乱していて、外を見ると火の手が上がっていました。お昼ぐらいには家のほうにどんどん近づいてきましたので、大阪府豊中市に住む姉の家に2週間ぐらい家族で身を寄せました。
























