神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

 石油元売り大手のENEOS(エネオス)は12日、兵庫県西宮市塩瀬町名塩、中国自動車道西宮名塩サービスエリア(SA)のガソリンスタンドで販売したハイオクガソリンの一部に、水分が混入した可能性があると発表した。原因は調査中で、事故やけが人などの届け出はないという。

 混入の疑いがあるのは、「中国自動車道(下り)西宮名塩サービスエリア下りSS」。12月7日午後3時から同8日午後6時までに11台が給油したという。

 8日正午ごろの点検で、ガソリンが白く濁っているのを同店従業員が発見。在庫量が補充量より多かったため疑いが浮上した。同店は8日からハイオクガソリンの販売を停止している。

 ガソリンに水分が混入すると、エンジン停止や加速不良を起こす危険がある。エネオスは当該期間に同店で給油した客に連絡を呼びかけている。西日本宇佐美山陽支店総務部TEL0791・23・3810(平日午前9時~午後5時)。それ以外の時間は同店TEL0797・61・1796

(横田良平)