自動車用エアコンホースなどの製造を委託した業者に金型を無償で長期保管させたとして、公正取引委員会は3日、自動車ホース大手のニチリン(姫路市)に下請法違反を認定し、費用の支払いと再発防止を求めて勧告した。
公取委によると、同社は遅くとも2024年9月以降、ホースやその部品製造を委託する25事業者に、貸与した金型など計1048個を無償で保管させた。ニチリンは25年12月末までの保管料など約979万円を支払い、残額を算定中。近畿経済産業局が事案を調査し、中小企業庁が公取委に勧告を求めていた。
同社は「運用の改善と社員教育を徹底する」とコメントし、貸与する金型の管理システムを再整備する。
























