初の朗読劇に挑む劇団ビッグマウスの高波匠志さん(右)と三輪典子さん=宝塚市栄町2
初の朗読劇に挑む劇団ビッグマウスの高波匠志さん(右)と三輪典子さん=宝塚市栄町2

 宝塚市の市民劇団「BIGMOUSE(ビッグマウス)」が来月16日、宝塚文化創造館(武庫川町)で初の朗読劇に挑戦する。通常の舞台とは異なり、衣装やセットには頼らず、セリフの表現力だけで勝負する。劇団員らは「生の舞台が持つ面白さを感じてほしい」と意気込んでいる。(冨田佳久)

■セリフのみで表現「生の舞台の面白さ感じて」

 同劇団は1996年、市内の中学生で結成、2009年からは社会人メンバーも加入し、年1回の定期公演などを行う。市内在住の演出家・高波匠志さん(77)が指導を担い、小学生から80代まで14人の劇団員が月2回稽古に励んでいる。