若年・子育て世帯に転入、定住してもらおうと、川西市と猪名川町はそれぞれ、県が指定した「子育て住宅促進区域」での住宅取得などに対し、県と連携して補助金を交付する事業を7月から始める。新築住宅を購入する場合、猪名川町は200万円、川西市は100万円を補助する。指定区域はいずれもニュータウンで、子育てしやすい住環境を生かしつつ、地域コミュニティーの活性化を図る。
子育て住宅促進区域は市町が申請し、県の住宅審議会が決定する。昨年7月に初めて、尼崎市の阪神電鉄沿線と阪急電鉄の3駅周辺が指定を受け、川西市と猪名川町は第2弾として今年3月に指定された。