気温20度近い温室で優雅に舞うオオゴマダラ。春の日差しが差し込み、チョウの動きも活発に=伊丹市昆陽池3
気温20度近い温室で優雅に舞うオオゴマダラ。春の日差しが差し込み、チョウの動きも活発に=伊丹市昆陽池3

 5日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)。冬ごもりしていた虫が土から出て活動を始める頃とされる。穏やかな晴れ間が広がり、兵庫県伊丹市昆虫館(昆陽池3)の温室では、飼育された14種千匹のチョウが、外の青空を喜ぶようにひらひらと舞っていた。

 神戸地方気象台によると、同日の最高気温は神戸13・5度。四季を通じてチョウの様子を観察できる同館では、冬でも温室内の温度は18度以上に保たれている。足を踏み入れると、一足早く春らんまんの景色を楽しめる。

 同館の角正美雪学芸員は「自然界ではじっと寒さに耐え、冬を越した命が動き出す季節。身近な環境にぜひ目を向けてもらい、自然の移り変わりを感じてほしい」と話した。同館TEL072・785・3582(小林良多)