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 2020年から中止が続いていた「姫路みなと祭海上花火大会」について、兵庫県姫路市は5年ぶりに開催する方針を発表した。9月21日午後6時半~7時45分、同市飾磨区の姫路港周辺で約5千発の打ち上げを予定。久々に播磨の夜空を彩る大輪が楽しめそうだ。

 花火大会は、市や姫路港に関する団体や企業などでつくる「姫路みなと祭協賛会」が開く。19年の第41回大会を最後に、20、21年は新型コロナウイルス感染症流行のため中止に。22、23年は打ち上げ場所近くの旅客ターミナルエリアが工事中のため、十分な観覧場所が確保できないとして取りやめになった。

 今回は工事が進み、観覧エリアが確保できたため、久しぶりに開催できることになった。

 イベントの詳細は主催団体で協議中といい、事務局を担う市産業振興課の担当者は「5年ぶりの開催なので、盛り上げる仕掛けを考えたい」としている。

 荒天の場合は、9月22日に延期する。

(井上 駿)