播磨灘沖合に浮かぶ兵庫県姫路市家島町の真浦、宮の2港と姫路港を結ぶ定期旅客船を運航する「家島ライナー」は9月1日から、1日14往復しているダイヤを同13往復に減らすことを決めた。燃料費高騰などが経営を圧迫しているためで、最終便の出発が20~40分ほど繰り上がる。国に認可を申請した。
同社によると、今年2月以降、中東情勢の悪化などを受け、軽油の価格が前年の1・5倍に高騰したという。来年春に家島高校が閉校することから利用者が減ることも織り込み、減便を決めた。
新ダイヤは午前便の間隔を見直すとともに、最終便を繰り上げた。姫路発の最終便は午後8時35分から同8時15分に、家島側は宮発が同8時から同7時20分、真浦発が同7時50分から同7時30分となる。また姫路発は1便を除く12便が真浦に先着する。
同社の高山欣也社長は「中東情勢が長期化しており燃料費補助を国に訴えているが、経営的に先が見通せない状況。減便しても赤字は不可避だが、寄港の順番や時間帯を整えるなど観光に使いやすいよう調整した」と話している。
同社は、姫路-家島間で定期旅客船を運航していた「高速いえしま」と「高福ライナー」が昨年7月に設立した会社で、今年4月から運営を一本化している。(中西幸大)
























