三味線を奏でる羅漢さん、つえを握ってたたずむ羅漢さん-。五百羅漢で知られる羅漢寺(加西市北条町北条)に、羅漢の墨絵がずらりと並んでいる。作者は、同寺のそばで羅漢像を見ながら育った詩人の泉井小太郎さん(76)。「彼らのスピリッツを旅立たせてあげよう」。そんな気持ちを胸に抱き、絵筆にナズナやオキナグサなどの野草を使って、優しさが伝わってくる表情に描き上げた。29日まで同寺で展示している。(敏蔭潤子)
■詩人・泉井さん「こんなふうに生きたい」
五百羅漢は江戸初期に造られたとされる石仏群。泉井さんが北条中学校に通っていた60年以上前は自由に出入りできたという。

























