県営住宅で盗まれた水道メーターと同形のメーター=23日午前、姫路市役所
県営住宅で盗まれた水道メーターと同形のメーター=23日午前、姫路市役所

 兵庫県姫路市は23日、同市花田町小川の県営住宅団地「姫路花田鉄筋」から、主に銅を成分とした真ちゅう製の水道メーター29個が盗まれたと発表した。被害総額は約16万2千円相当。盗難未遂の1個を含む計30個について姫路署に被害届を出した。

 市上下水道局によると、団地は全8棟あり、22日未明、4階に住む住民から「天井から水漏れがある」との連絡があった。委託業者が駆けつけると5階に外された状態のメーターがあった。市はその後、計5棟から29個の盗難を確認した。

 盗まれたメーターはいずれも口径20ミリで、重さ約1・4キロ。閉栓中の空き部屋に取り付けられていた。未遂の1個も空き部屋に設置されていたが、閉栓されておらず、水が流れ出ていた。3月2日の定期巡回では異常がなかったという。

 通信ケーブルや電線などに使われる銅は近年、価格が高騰している。生成人工知能(AI)の普及により、膨大な計算を担うデータセンターの建設が進み、世界的に電力需要が急増していることが背景にある。