兵庫県たつの市新宮町段之上の母娘刺殺事件で、指名手配されている大山賢二容疑者(42)=住居・職業不詳=は現場付近の防犯カメラに姿が写っていた17日早朝を最後に、足取りが途絶えていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警たつの署捜査本部は、周辺地域を中心に行方を捜査している。
大山容疑者は約10年前、現場の隣にある実家に住んでいた。事件が明らかになる約3日前の16日午後10時半ごろ、高砂市内で高砂署員から職務質問され、17日未明にかけて警察車両で実家近くの幹線道路まで送り届けられた。
捜査関係者によると、職務質問された際の所持金は550円で、キャッシュカードや交通系ICカード、スマートフォンは持ち歩いていなかった。
17日午前4時20分ごろには、刺殺現場の約400メートル東にある住宅の敷地内で、服装や特徴が似た男が目撃された。同日早朝に付近の防犯カメラに姿が写っていたが、その後の行方は分からなくなっている。
資金が乏しく、遠方まで交通機関で移動するのは容易ではないため、県警は周辺にいる可能性も含め、防犯カメラ映像の回収や分析を進めている。























