イスラエルのネタニヤフ首相(ゲッティ=共同)
 イスラエルのネタニヤフ首相(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は26日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの軍事部門トップに新たに就任したオデ司令官を標的に攻撃を実施したと発表した。攻撃後のオデ氏の消息は不明。15日にイスラエル軍に殺害された前任のハダド氏に代わって1週間ほど前に就任したばかりだったとしている。

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラは26日、北部ガザ市で攻撃があり死傷者が出たと伝えた。オデ氏を狙った攻撃だった可能性がある。米国主導のガザ和平計画はハマスの武装解除を巡って停滞しており、今回の攻撃でハマスがさらに反発を強めるのは必至だ。

 ネタニヤフ氏は、オデ氏が2023年のイスラエル奇襲の首謀者の一人だと主張。「遅かれ早かれ全員にたどり着く」とし、奇襲に関与した人物の殺害を続ける構えを見せた。

 ガザ保健当局によると、昨年10月の停戦発効後の死者は900人以上。23年10月の戦闘開始後の死者は7万2800人を超えた。