12月7日にある第12回小野ハーフマラソン(兵庫県小野市役所前発着)の実行委員会は、大会に参加するプロ野球阪神タイガースとオリックス・バファローズの選手らを発表した。阪神はOBで大会会長の赤星憲広さん、コーチの藤川俊介さん、今季限りで引退した原口文仁選手、初参加の石井大智投手。オリックスは中川圭太選手と初参加の曽谷龍平投手。6人は21・0975キロでたすきをつなぐ。(坂本 勝)
ともに大会アンバサダーの阪神OB、狩野恵輔さんとオリックスの球団アンバサダー、T-岡田さんの2人は5キロを交代で走る。大会スタッフは引退した原口選手の背番号「94」を記したリストバンドを着けてねぎらい、一体感を高める。
全国で唯一、阪神、オリックスの選手と一緒に走ることができる大会。ハーフの部には4580人(前回比260人増)、中学生以上の5キロと小学生の1・5キロを加えた合計は5817人(同266人増)が申し込み、ともに過去最多。大会は「全国ランニング大会100撰」に2年連続で選ばれた。前回からの連続参加は44・2%で人気大会の目安40%を超えた。
ゲストランナーは前回に続き、北京五輪5000メートル出場の小林祐梨子さんと2018年アジア大会マラソン銀メダリストの野上恵子さんが務める。ともに小野市出身で、野上さんはハーフの部で1時間30分のペースランナーを務める。ハーフは午前9時半に出走し、1・5キロ、5キロと続く。ボランティアらスタッフ約1200人が運営を支える。
市は夏の小野まつりと並ぶ冬の一大イベントに位置づけ、大会スローガンは「ノーハーフ、ノーライフ(自分の人生に、このハーフは欠かせない)」。参加料に1人200円の寄付が含まれており、福祉事業団体への寄付総額は1千万円を超えた。
総合体育館アルゴ北側の市民広場では正午から歌手ハジ→さんのライブ、午後0時25分からプロ野球選手のトークショーを予定。ご当地グルメなどの飲食ブースも出る。午前8時45分~午後1時に大会コースを交通規制し、8段階に分けて順に解除する。実行委事務局TEL0794・63・2591
























