商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社(西宮市社家町)で10日早朝、本殿一番乗りを目指す「開門神事福男選び」があった。開門の合図とともに約5千人が230メートルの参道を駆け抜け、同志社大4年の豊川哲平さん(22)=京都市上京区=が一度転んだものの一番福を手にした。
江戸時代ごろに始まったとされる恒例神事で、「十日えびす」(9~11日)の本えびすに当たる10日に開かれる。未明に走り出しの場所を決める抽選があり、集団の最前列組108人が選ばれた。
午前6時、太鼓の音とともに表大門が開くと参拝者は一斉に境内へダッシュ。難所のカーブや鬼門の坂を抜け、拝殿に流れ込んだ。
加東市出身で春から銀行員として働くという豊川さんは「夢か現実か分からない」と驚きつつ、「支えてくれた人たちに運を分けたい」と興奮気味に話した。
二番福は神戸国際大3年の沢井歩さん(21)=大阪市中央区、三番福はびわこ成蹊スポーツ大4年の赤松大樹さん(22)=西宮市=が手にした。(堀内達成)























