一部が倒れた神戸ルミナリエの作品。強風にあおられたとみられる=11日午前、神戸市中央区のメリケンパーク
一部が倒れた神戸ルミナリエの作品。強風にあおられたとみられる=11日午前、神戸市中央区のメリケンパーク

 11日午前6時40分ごろ、神戸市中央区のメリケンパークで、開幕に向けて制作していた「神戸ルミナリエ」の作品の一部が倒れているのを巡回中の警備員が見つけた。強風にあおられたことが原因とみられる。けが人はいなかった。神戸ルミナリエ組織委員会によると、30日開幕の会期に影響はないという。

 神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災で亡くなった人を追悼する行事で、光の祭典として知られる。今年は30日から2月8日まで、メリケンパークや神戸・三宮の東遊園地など計3カ所をメイン会場に開催される予定。

 組織委によると、倒れたのはメリケンパーク内南側に設営する光の回廊「ガレリア」。装飾や支柱(高さ約5メートル)が約30メートルにわたり横倒しになった。支柱は周囲の木や地面に置いた重りに複数本のワイヤをつないで固定していたといい、組織委は「強風対策を強化し、設営作業を続ける」としている。

 また同日朝までに、神戸市営地下鉄西神中央駅(同市西区)のバスロータリーで、乗降場の屋根の建て替え工事を行うために設置していた工事用フェンス(高さ約3メートル)が約80メートルにわたり倒れた。同市交通局によると、けが人はなかった。

 神戸地方気象台によると、冬型の気圧配置が強まった影響で、神戸では11日午前3時40分に最大瞬間風速18・9メートルを観測していた。