29日午後、兵庫県警に「SNSで知り合った人物に、投資名目で現金をだまし取られた」との届け出が続いた。県警は詐欺事件として調べている。
高砂署によると、高砂市の無職女性(61)が8月8日、動画サイトの広告を通じて加入したLINE(ライン)グループのスタッフを名乗る人物から株式投資を勧められた。9月9日から10月24日の間、インターネットバンキングで、6回にわたって相手が指定する口座に計1700万円を振り込んだ。女性がさらに投資資金を用立てようと、息子に連絡し「詐欺ではないか」と指摘されたという。
また、姫路署によると、姫路市の介護士女性(55)が7月上旬、フェイスブックで知り合った人物に、暗号資産の投資を持ちかけられた。9月9日から10月21日の間に計6回、インターネットバンキングなどで指定口座に計285万円を入金。相手と連絡が取れなくなり、被害に気付いたという。

























