兵庫県警国際捜査課と加西署、姫路署は26日、強盗致傷の疑いで、いずれもベトナム国籍の派遣社員の男(35)=兵庫県小野市=と、解体作業員の男(34)=同県姫路市=を逮捕した。
逮捕容疑は、2人は氏名不詳者2人と共謀し、8月26日午後9時15分ごろから同48分ごろまでの間、同県加西市の同国籍の男性(25)宅で、男性の頭部を拳で殴るなどして軽傷を負わせ、男性の知人に現金約10万円を指定した口座に振り込ませた疑い。調べに対し、2人は容疑を否認しているという。
加西署によると、派遣社員の男は男性に貸していた金を取り立てるため4人で男性宅を訪れたという。
また同署などは、入管難民法違反(不法残留)の疑いで、同国籍のアルバイトの男(27)=姫路市=を現行犯逮捕した。解体作業員の男と一緒に家に帰ってきた際に職務質問したところ、在留期限が過ぎていることが分かったという。同署などは強盗致傷事件との関連を調べる。
























