ロシア・サンクトペテルブルクで顔を合わせた米国のウィットコフ和平交渉担当特使(左端)やロシアのウシャコフ大統領補佐官(右から2人目)ら=4月(ロシア大統領府提供・タス=共同)
 ロシア・サンクトペテルブルクで顔を合わせた米国のウィットコフ和平交渉担当特使(左端)やロシアのウシャコフ大統領補佐官(右から2人目)ら=4月(ロシア大統領府提供・タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのウシャコフ大統領補佐官は26日、米国のウィットコフ和平交渉担当特使との通話内容とみられる情報が流出したと報じられたことに関し、通信アプリ「ワッツアップ」の会話は「何らかの方法で誰かが盗聴可能だ」と述べた。コメルサント紙の取材に答えた。

 米ブルームバーグ通信が26日、ウシャコフ氏とウィットコフ氏の10月14日の電話会談の通話記録とされる内容を報道。ウシャコフ氏はコメルサント紙に対し、報道内容が偽物とは主張しなかった。一方で情報が当局者から漏れることは普通起こらないと指摘した。